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2025.07.09
「最近、やる気が出ない…」それ、男性更年期かもしれません|“中年の壁”を超えるホルモン管理術

男性にも“更年期”があるって知っていましたか?|40代以降の体調不良の正体
「なんだか毎日だるい」「イライラしやすくなった」「やる気が起きない」――。
これらの症状に心当たりがある40代以上の男性は要注意。それ、“男性更年期”かもしれません。女性の更年期はよく知られていますが、実は男性にも同様の変化が起こることをご存知でしょうか?
本記事では、加齢に伴うテストステロン(男性ホルモン)の低下がもたらす心身への影響と、その改善策を解説します。
「年齢のせいかな…」と見過ごされがちな体調の変化
男性にも更年期障害は存在し、医学的には「加齢男性性腺機能低下症(LOH症候群)」と呼ばれています。
主な原因は、テストステロンという男性ホルモンの分泌量の減少です。このホルモンは、筋肉や骨、性機能、さらには意欲や自信、判断力などにも深く関与しているため、分泌量が減ると多方面に悪影響が出ます。
主な症状として、以下のようなものが挙げられます。
- ・疲れやすい・集中力が続かない
- ・イライラ・不安感の増加
- ・睡眠の質の低下
- ・性欲・性機能の低下
- ・体型の変化(筋力の低下や内臓脂肪の増加)
これらが複数重なると、生活の質(QOL)が著しく低下し、仕事にも家庭にも悪影響を及ぼしかねません。
改善のカギは「ホルモン管理」|まず始めたい4つの対策
ただし、これらの症状は対策可能です。
特に注目されているのが、「ホルモン管理」としての生活習慣の見直しと、医療機関でのホルモン補充療法(HRT)です。
まずは以下のポイントを押さえましょう。
- ①睡眠と運動習慣の最適化:7時間以上の睡眠と筋トレ中心の運動を週3回
- ②ストレスコントロール:深呼吸・瞑想・入浴などで交感神経を落ち着ける
- ③栄養管理:ビタミンD・亜鉛・マグネシウム・良質な脂質の摂取
- ④医療的チェック:血液検査でのテストステロン値確認と専門医の診断
これらを継続することで、テストステロン値は安定し、心身の不調も大きく改善が期待できます。
まとめ|中年の壁を超えるには、“体のサイン”を見逃さないこと
やる気の低下や倦怠感を「年齢のせい」と放置していませんか?
男性更年期は早期に気づけば対処できる問題です。
自分を責めるのではなく、ホルモンの変化という“体のサイン”として受け止め、前向きなアプローチを取りましょう。
正しい知識とケアで、中年の壁を越えた“新しい男の生き方”を手に入れてください。
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